職務経歴書のサンプル(見本)を選ぶ際に気をつけることは、自分のキャリアに応じて選ぶということです。
そのキャリアというのは、アルバイト経験しかない人や第二新卒者などキャリアが浅い場合、複数の会社を転々としている転職歴が多い場合、特定の経験・スキルをアピールしたい場合の3つに分かれます。
この3つのキャリアのタイプに応じて見本を選ぶのがおすすめで、このページではそれぞれのタイプに応じた選び方を紹介しています。
キャリアが浅い場合の職務経歴書サンプルの選び方
キャリアが浅い場合、転職をするのが初めてという人が多いのではないでしょうか。
そんな皆さんが困るのが、職務経歴書の書き方です。
どうやって職務経歴書を書いたら良いのか分からないので、職務経歴書サンプルを参考にして職務経歴書を作成したいと考えている人が多いです。
そこで気をつけたいのが、職務経歴書サンプルの選び方ですが、
- キャリアが浅い人向け、第二新卒向け
- 職務経験が豊富な人向け(部分的に参考にする)
まずは、この2つのどちらかに該当する職務経歴書サンプルを選んで、オリジナルの職務経歴書を作成するようにしてください。
キャリアが浅い人向け、第二新卒向け
大学卒業後、早期離職したり、キャリアが浅い20代であれば、キャリアが浅い人向けの職務経歴書サンプルを選ぶのが無難です。
なぜなら、経験の少なさをカバーした内容になっていたり、過去の若年層の転職データーを元に構成されているからです。
職務経験が豊富な人向け(部分的に参考にする)
職務経験が豊富な人向けの職務経歴書サンプルでも参考にならないことはないのですが、職務経験の差で職務経歴書に書ける量が変わってくるのでキャリアが浅い人向けの職務経歴書サンプルを選びましょう。
どうやって手に入れればよい?
肝心のキャリアが浅い人向けの職務経歴書サンプルをどうやって手に入れるかですが、大手の転職エージェントが提供しているものを利用しましょう。
具体的には、リクルートエージェント、doda、Spring転職エージェントの職務経歴書サンプルがおすすめです。
キャリアが浅い人は職務経歴書に書ける量が少なくなりがちなので、場合によっては自己PR書や志望動機書も加えるとよいでしょう。
作成した職務経歴書はすぐに応募に使うのではなく、転職エージェントでも個人の転職アドバイザーでもよいので、チェックしてもらうことをおすすめします。
転職歴が多い場合の職務経歴書サンプルの選び方
転職歴が多いと困るのが職務経歴書の書き方です。
職務経歴書は職務経験を時系列に記載していく編年体式という書き方が一般的なのですが、転職歴が多い人が編年体式で書いていくと、本当にアピールしたいことが職務経歴書の後ろの方に隠れてしまうことがあります。
例を挙げると、採用担当者が書類選考の時に職務経歴書の最初の1~2枚しか見ない場合、3枚目、4枚目にアピールしたいことが書いてあると、アピールが出来ずに書類選考に落ちてしまう可能性があります。
つまり、転職歴が多い人は編年体式が合わないのです。
職務経歴書サンプルを選ぶ時にも、編年体式以外の職務経歴書サンプルを選ぶ必要があります。
では、どういった職務経歴書サンプルを選べばよいのかというと、
- 逆時系列(逆編年体式)
- キャリア式
まずは、この2つのどちらかに該当する職務経歴書サンプルを選びましょう。
逆時系列(逆編年体式)
逆時系列とは古い職務経験を記載していく編年体式とは違い、最新の職務経験から記載していく書き方です。
最新の職務経験にアピールしたい内容がある場合は、逆時系列が使えます。
自分のアピールしたい職務経験を中心にまとめるキャリア式
キャリア式は自分のアピールしたい職務経験を中心にまとめる書き方です。
複数社にまたがって同じ仕事をしていた場合は、キャリア式が適しています。
特に、人材派遣という形で働いていた人にとってはベストな形式です。
大手の転職エージェントや転職サイトから職務経歴書サンプルを入手する
職務経歴書サンプルのダウンロードは大手の転職エージェントや転職サイトからしましょう。
逆時系列の場合は編年体式を逆に書けばOKです。
特定の経験・スキルをアピールしたい場合の職務経歴書サンプルの選び方
特定の職務経験やスキルをアピールしたいけど、職務経歴書の書き方が分からないという人が多いです。
そんな時に職務経歴書のサンプルは役に立ちます。
では、どんな職務経歴書サンプルを選べばよいかというと、
- 表・記号を使って見やすくしている
- キャリア式
この2つのどちらかに該当する職務経歴書サンプルを選びましょう。
表・記号を使って見やすくしている
表・記号を使っているだけで目立ちます。
過度な装飾はNGですが、黒塗りや白抜きの四角・丸などを使うのはOKです。
転職歴が多い場合と同じくキャリア式
キャリア式は現在までの職務経験を職種やプロジェクトごとにまとめるというもので、専門スキル・実績をアピールしたい場合や、転職歴が多い場合に向いている職務経歴書の書き方です。
ただ、必ずしもキャリア式にこだわる必要はありません。
編年体式のように時系列に書かれている方が順を追って理解しやすいという面があるので、その場合は編年体式で表や記号で見やすくしている職務経歴書サンプルがおすすめです。
そして、職務経歴書サンプルのダウンロードは転職エージェントや転職サイトから行いましょう。
人気の記事 職務経歴書の作成に困ったら使いたい転職エージェント比較
人気の記事 職務経歴書が完成したら使いたい転職サイト比較