書類選考に通過しやすい職務経歴書の基本

職務経歴書コラム

※当サイトには、プロモーションが含まれています。

人気企業ともなれば、応募者が殺到するため、採用担当者が書類選考で職務経歴書をしっかりと読み込む時間はありません。

そこで、どんな職務経歴書が書類選考に通過しやすいのか基本的なことを中心にまとめました。

何でもかんでも職務経験を職務経歴書に詰め込んではいけない

何百もの応募者が来た場合、今までの職務経験を全て詰め込んだ職務経歴書だと読んでもらえません。

20代前半ならともかく、20代後半以降になると年数の分だけ書くこともたくさんあるので、枚数が4枚、5枚、6枚となってしまいます。

枚数の多い職務経歴書は読む気が失せてしまいます。

従って、どんなに多くても3枚までに抑えて書くことが求められます。(3枚でも多いかも)

4枚以上になってしまうと、ビジネス文書をまとめる能力がないと思われてしまいます。

コンパクトに職務経歴書をまとめるポイント

そこで、枚数を押さえるために、職務経歴書の内容をコンパクトにまとめることがポイントとなります。

そのポイントとは実績、強み、転職先で活かせそうなことの3つです。

営業職であってもなくても、実績を書く、それも数値化して書くことによって、採用担当者は自社の社員との比較がしやすくなり、評価が下しやすくなります。

強み、転職先で活かせそうなことも同様で、どういった場面で応募者の強みが自社で発揮できるのか、活かせるのかというのを採用担当者はイメージしやすくなります。

これらの3つのポイントを押さえて書くと、書類選考に通過しやすくなります。

余白だらけの職務経歴書にしない

職務経験を詰め込み過ぎてもいけませんが、情報が少な過ぎてもいけません。

余白だらけの職務経歴書というのは、職務経歴や実績の事実だけを書いているもので、採用担当者としても、評価のしようがありません。

どういう構成にすればよいのか分からない人は、職務経歴書サンプルを参考にしましょう。また、次のページも参考になります。

評価の高い職務経歴書を作りたいなら具体性を重視しよう
数多くの応募者の中から書類選考を通過して面接に進むためには、採用担当者の評価の高い職務経歴書を作成する必要があります。そこで重視すべきなのが具体性です。 具体性を重視すべき理由 なぜ職務経歴書の作成において具体性を重視すべきなのかというと、...

誤字・脱字のない職務経歴書にする

履歴書や添え状なども含めてそうですが、職務経歴書も誤字・脱字が無いように、作成したらチェックしましょう。

一晩おいて翌日に見直すのも間違いの見直しをする上で有効な方法です。

転職初心者は職務経歴書サンプルを参考にしよう

職務経験の多い人も少ない人も、転職が初めての人は職務経歴書サンプルを参考にするのがお勧めです。

求人状況というのは常に変化しているので、もたもたしていると志望度の高かった企業の募集が終わってしまったということになりかねません。

そこで、実際に受かった人の職務経歴書を参考にしたいと思うかもしれません。

実際に受かった人の職務経歴書はない

職務経歴書というのは個人情報なので、実際に受かった人の職務経歴書は見かけませんね。

恐らく、転職エージェントのサイトでダウンロードできる職務経歴書サンプルは、転職成功を果たした人の職務経歴書パターンをもとに、個人情報を伏せて作られていると思われるので、利用してみると良いかもしれません。

どこに良さそうな職務経歴書サンプルはある?

ハローワークや転職サイトにも職務経歴書のサンプルはありますが、ハローワークは職務経歴書サンプルの中身が薄い印象があります。

転職サイトの職務経歴書サンプルは転職サイトの応募用に合わせたものもあるので、転職エージェントが提供している職務経歴書サンプルが参考にしやすいと思います。

作成する前の準備も大切

ただ、良い職務経歴書を作るには、職務経歴書サンプルを参考にするだけではなく、キャリアの棚卸しや応募企業のリサーチも大事なので、行っておきましょう。

なぜかというと、材料がないと職務経歴書は書きにくいからです。

職務経歴書は全く同じ内容で複数の志望企業に出すことができますが、選考に通過するかどうかという観点で見ると、好ましいとは言えません。

志望先に応じて、言い回しやアピールするところ・しないところを使い分けて書く方が、採用担当者の印象は良いです。

そのため、先に述べたように、使い分けられるだけの材料を書き出しておく必要があります。

キャリアの棚卸しや応募企業のリサーチというのはその手段となるわけです。

人気の記事 職務経歴書の作成に困ったら使いたい転職エージェント比較

人気の記事 職務経歴書が完成したら使いたい転職サイト比較